恐らく、山交バスの中でも特に有名な車両の1台ではないかと思う車両、99010です。


1999年製のキュービックLTです。この車両、ボディがキュービックながらすでにシャーシがエルガミオにモデルチェンジされた結果KL-規制となっている非常に珍しい車両です。(KL-LTは全部で4台のみ。うち2台が山交バスに導入。)
当時の山交の名物である大型ショート車であり、その使い勝手の良さから山形営業所の様々な路線に日々入っていました。しかし2022年の10月に引退。その月中にナンバーを切られました。 この時公式HPでも引退を告知、さらに運用ダイヤまで公開されるという愛されっぷり。当日は惜別のファンも複数人見られるという事業者にもファンにも愛された1台でした。
自分自身も短くて可愛げのある外観に6気筒の心地よいエンジン音、そして少ししっかりとしたシートと好きな車両の1台でした。
基本情報
- 登録番号 山形200か24
- メーカー いすゞ
- 形式 KL-LT233J1
- 製造年 1999年
- 事業者 山交バス
- 最終所属 山形営業所
- 備考 山交バス最後の大型ショート車
ギャラリー

ICカード対応後の姿です。末期には他の車(76017や16011)を差し置いて固定運用に入っており、乗車も撮影も簡単にできていました。

少し下手ですが、最終日当日の姿です。上の画像と比較すると分かると思うのですが、塗装が少し手直しされており、きれいな姿でラストランを飾りました。
ラストラン当日には他にも特別な要素があったのですが、それはまた別の機会にて…。


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